Otter.ai 完全ガイド:会議の議事録作成を自動化する「AI秘書」
「会議の内容をメモするのに必死で、話に集中できない」…そんな経験はありませんか?Otter.ai(オッター)は、英語会議の録音、文字起こし、要約を全自動で行うAIツールです。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなどのオンライン会議に「OtterPilot」というAIアシスタントを自動参加させることができ、会議が終わると同時に議事録が完成しています。
Otter.ai の主な特徴
特に英語圏のビジネスシーンではデファクトスタンダードとなっているツールです。
1. OtterPilot (自動参加アシスタント)
カレンダー(Google/Microsoft)と連携しておくと、予定された会議の時間にOtterPilotが自動的にZoomやMeetに参加します。あなたが会議に出席できない場合でも、Otterだけが参加して内容を記録し、後で要約をメールで送ってくれるため、情報の取りこぼしがなくなります。
2. リアルタイム文字起こしと話者識別
会議中、誰が何を話しているかをリアルタイムでテキスト化します。「Speaker 1」「Speaker 2」のように話者を自動で識別し、名前を登録すれば次回から自動で名前を表示してくれます。録音音声とテキストが同期しているため、テキストをクリックするとその部分の音声を聞き直すことができます。
3. スライドの自動キャプチャ
会議中に画面共有されたスライド資料を自動的に検知し、スクリーンショットを撮って議事録の中に挿入します。「このスライドの時にどんな議論があったか」が視覚的にわかるため、後から振り返る際に非常に便利です。
料金プラン:Free vs Pro
無料プランでも基本的な録音・文字起こし機能は利用可能です。
| プラン | 月額料金 | 制限 |
|---|---|---|
| Basic (無料) | $0 | 月300分まで。1回の会話は30分まで。 |
| Pro | $10 | 月1,200分まで。1回の会話は90分まで。高度な検索機能。 |
| Business | $20 / ユーザー | 月6,000分まで。チーム用語集(専門用語登録)機能。 |
メリットとデメリット
- 英語の文字起こし精度は業界トップクラス
- 自分が不在でも会議の内容を記録してくれる安心感
- スライド画像とテキストがセットになるので見返しやすい
- スマホアプリ版もあり、対面の会議でも使える
- 日本語の対応はまだ不完全(英語専用と考えた方が良い)
- 無料プランの「1回30分」制限は長めの会議には厳しい
- Zoomなどに自動参加するため、相手に驚かれることがある(事前説明推奨)
実際の活用シーン
海外クライアントとの会議:英語の聞き取りに自信がなくても、リアルタイムで文字起こしが表示されるため、内容を理解しやすくなります。
インタビュー取材:取材内容を自動でテキスト化し、重要な発言部分をハイライトして要約を作成。記事作成の時間を大幅に短縮できます。
講義・セミナーの記録:大学の講義やウェビナーを録音し、キーワード検索機能を使って「試験に出る」と言っていた箇所を瞬時に探し出せます。
英語を使う機会がある人には「神器」。
日本語会議がメインの場合は、他のツールを検討した方が良いかもしれません。
