Notion AI 完全ガイド:あなたのワークスペースが「脳」を持つ
オールインワンのワークスペースとして絶大な人気を誇るNotion。その機能をさらに進化させるのが「Notion AI」です。これは単に「Notionの中でChatGPTが使える」だけの機能ではありません。あなたのNotion内に蓄積された議事録、プロジェクト、ドキュメントの全てをAIが記憶・理解し、それを横断的に検索して回答を導き出す、あなた専用の「第二の脳」です。
Notion AI の主な特徴
Notion AIの強みは「コンテキスト(文脈)の理解」にあります。外部の情報ではなく、あなたの内部データに基づいて動作します。
1. Q&A (あなたのWikiを検索)
「先月のプロジェクトAの会議で決まったことは?」「就業規則の有給休暇についての記述は?」と質問すると、Notion内の関連ページを探し出し、その内容を要約して回答してくれます。もう「あのドキュメントどこだっけ?」とフォルダを漁る必要はありません。
2. ライティング・アシスタント
空白のページでスペースキーを押すだけでAIが起動します。ブログの下書き作成、文章の要約、翻訳、トーンの変更(「もっとプロフェッショナルに書き直して」など)、誤字脱字の修正など、執筆作業のあらゆる面をサポートします。
3. データベースの自動入力 (Autofill)
これが地味ですが最強の機能です。例えば、会議議事録のデータベースに「要約」や「ネクストアクション」というAIプロパティを追加すると、議事録の中身をAIが勝手に読み込み、自動的に要約文を作成したり、タスクリストを抽出してくれたりします。データ整理の手間が激減します。
料金プラン:Add-on
Notion AIは、Notion自体のプランとは別の「追加オプション(アドオン)」として提供されています。
| プラン | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| Notion AI アドオン | $10 / メンバー | Q&A、ライティング、自動入力など全機能が無制限に近い形で利用可能。 |
| 無料トライアル | 無料 | 各ユーザーに数十回分の無料クレジットが付与されており、お試し可能。 |
メリットとデメリット
- アプリを切り替えずにAIを使える(コピペの手間がない)
- 社内情報に基づいた回答ができるため、業務効率が直結して上がる
- データベース機能との連携(Autofill)はNotionならではの強み
- セキュリティが高く、データがAIの学習に使われない(規約で保証)
- Notion自体を使っていない人にはメリットがない
- メンバー全員分のアドオン料金がかかるため、大人数だとコストがかさむ
- 複雑な計算や高度な論理的推論はGPT-4o単体の方が強い場合がある
実際の活用シーン
議事録の要約:長時間の会議メモを選択し、「要点を箇条書きにして」「ToDoリストを抽出して」と指示するだけで、見やすい議事録が完成します。
多言語ドキュメント作成:日本語で書いたマニュアルを選択し、「英語、中国語、韓国語に翻訳して」と指示すれば、一瞬で多言語対応のページができあがります。
カスタマーサポート:過去の問い合わせ履歴がNotionにある場合、AIに「このエラーが出た時の対処法は過去にある?」と聞くだけで解決策を見つけ出せます。
Notionユーザーなら導入しない理由がない。
「情報を探す時間」と「まとめる時間」を劇的に削減する最高の投資です。
